僕は幸せ。自閉症 父親の思い出奮闘記

自閉症と僕の成長記録。これまでの育児、幸せを備忘録として残します。

自閉症という言葉

2歳になる頃。

発語が遅れている。目があいにくい。抱っこしたらのけぞって泣く。。

色々心配になりました。

今だから思えるけど、こういう心配って親ならば全員感じることなんだろうな。

初めての育児なんだから当たり前。みんな心配。

 

私もその1人だった。ただこのご時世、ネットで何でも調べることができる。

その時に、子供の病気で苦しむ親御さんのブログをたくさん読みました。

その時に出会った言葉「自閉症」。

こういう症状があることを恥ずかしながら知りませんでした。

また、まさか自分の子供が自閉症であるとは、この時はまだ感じておりませんでした。

 

今だから思うこと。

自閉症って言葉、間違えだと思う。嘘だと思う。変えた方がいいと思う。

この言葉のせいで、必要以上に落ち込む、心配している親御さんもいると思う。

決して、“自分の殻に閉じこもる“なんてことはありません。

話すこと、伝えること、会話が苦手なだけで、普通の子供と同じように真剣になって勇気、経験、愛情を与えることで、

友達と話したいという気持ちは生まれるのです。

「この子は自閉症だから1人でいるのが好きなんです。」というのは嘘です。

普通の子供だってシャイな子供いますよね。シャイで人前で話すことが苦手、または過去に何か失敗体験をして、友達の輪に入ろうとしない子供もいますよね。

同じなんです。

同じというか、自閉症の子供は、一回友達作りが好きになると、普通の子供より以上に、友達の輪に入ることが好きになるんです。

親の仕事、それは愛情もって、勇気、経験を与えること。

1番大事なこと。。それは自閉症の子供を持つ親が、自信をもってママ友、パパ友を作ること。

「うちの子は自閉症傾向があって色々覚えるのが遅いけどよろしくお願いしまーす。」

今振り返ると、この言葉をママ友、パパ友に堂々と言えるようになった時、そこから飛躍的に変わったなーと思いました。